2025.09.25イベント情報
【イベント体験のお知らせ】エネルギー環境教育~野辺地小学校・若葉小学校の皆さんと~






~エネルギー環境教育の様子をお伝えいたします~
温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「脱炭素社会(カーボンニュートラル)」の実現を日本でも2050年まで目指す取り組みとして
去る9/4(木)に八戸工業大学工学部の佐々木教授と花田准教授、生徒の皆さん6名が野辺地小学校と若葉小学校に来てくださり両小学校の5年生の皆さんと一緒に学習・体験した模様をお伝えします!
【①放射線をみてみよう】
青森県の産業の特徴の一つに原子力産業が挙げられますが、原子力に関連して放射線に関する知識を身につけることは重要です。普段目で見ることができない放射線を霧箱を使って「見える化」するとともに、放射線測定器を使ってどのようなものから放射線が出ているかを調べる学習・体験。
【②超伝導~新しい省エネ技術~】
電線は電気を流しやすい材料で出来ていますが、それでも少しずつ電気は減ってしまいます。ところが「超伝導」という技術を使えば、電気は減ることなく流れ続けることが出来ます。さらに「超伝導」の物質は磁石と反発し続ける作用があるので、これを利用して「リニアモーターカー」等の新しい電車が走り始めています。実験を通して超伝導によって起こる現象や優れている点について学習・体験。
【③人力発電で電気を作ろう~電球の省エネルギー~】
普段何気なく電気を使っていますが、その電気を作るにはどれくらいのエネルギーが必要なのでしょうか?こちらの学習では人力発電機を使って電球を点灯させるにはどれくらいのエネルギーが必要なのかを体験。また、従来型の白熱電球と省エネ型のLED電球を点灯させ、その違いから省エネルギーの重要性を学習・体験。
【④ペットボトル風力発電機を作ろう】
野辺地町をはじめとして、青森県にはたくさんの風力発電所があります。実験ではペットボトルを加工してプロペラにしたペットボトル風力発電を製作し、風力発電の仕組みを学習・体験。
以上の学習と体験を通じて
*小学生の皆さんは現在青森県に住んでいているからこその身近にあるテーマがあり、こちらも含めた学習・体験に興味深々でした!
*八戸工業大学の皆さん、小学生の皆さんにとても分かりやすく教えてくださってありがとうございました!
*何より私が楽しく学習・体験できました!特にペットボトルを加工したプロペラ作りは、小学生の皆さんがマジックで模様や色を付けて加工をしていて、私には発想がなかったので童心に返って学習・体験ができた事と「カーボンニュートラル」について学びができ、とても充実した1日となりました!
文責:地域おこし協力隊 長濵
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